【書評】マーケティング入門の必読書!「100円のコーラを1000円で売る方法」

ビジネスを始めようと思ったらまず何を勉強するべきなのでしょうか?

もちろん、沢山あります

その内のひとつに必ずあるのはマーケティングです

でも、マーケティングの勉強は難しそう

そんな人におすすめの一冊がこちら

「100円のコーラを1000円で売る方法 マーケティングがわかる10の物語」

今回はマーケティングの10の物語の中から3つピックアップして紹介します

1顧客中心主義

日本の企業によく見られる勤勉さが「顧客が言うことは何でも引き受ける」という考えを広く根付かせたと言えます

しかし、これではダメです

この考えによって日本全体が「カスタマー・マイオピア」の状況に陥っています

カスタマー・マイオピアとは

本当にお客さんが必要としていることに対応できず、長期的にみるとお客さんが離れて行ってしまうこと。顧客近視眼とも呼ばれる

この状況から抜け出すために必要なのが顧客中心主義です

顧客中心主義とは

顧客の課題に対して、自社ならではの価値を徹底的に考え、提供するということ

この顧客中心主義において大事なのが「顧客満足の式」です

要は言われたことを確実に対応するだけでは良くない

言ったことしかしてくれない

これではこの式の顧客満足は0点です

2バリュープロポジション

先ほど出たカスタマー・マイオピアから脱却するためのカギを握るのがこの「バリュープロポジション」です

バリュープロポジションとは

顧客が望んでいて、競合他社ができない自社が提供できる価値のこと

ほとんどの企業は、時間とコストをかけて、他者と同じことを一生懸命自社でもやろうとしています

これでは、利益が少なくなるだけです

バリュープロポジションを実践するために有効なものとしてブルーオーシャン戦略があります

ブルーオーシャン戦略とは

競合が激しくシェアの食い合いになっている市場(レッドオーシャン戦略)を避け、全く新しい市場を創造してリーダーシップを確立すること

ブルーオーシャンを開拓するためには「増やすもの」「減らすもの」「付け加えるもの」「取り除くもの」を明確にすることが重要です

これが「新しい価値を創造すること」につながります

3イノベーター理論、キャズム理論

イノベーター理論、キャズム理論とは

新しい商品が世の中に出ると、普及段階によって、その商品を買う顧客のタイプが異なります。

イノベーター:革新性を優先して購入

アーリーアダプタ:先行ユーザーを気にせず、良さそうだったら買う

アーリーマジョリティ:実際に先行ユーザーが使ってよさが証明されたら購入

これらのタイプの間にはキャズムと呼ばれる普及するための大きく深い谷がある。この谷を乗り越えられずに、消えてしまう商品が多くある。

つまり、客には、リスク重視型リスク歓迎型の2種類に分けられるということです

まとめ

というわけで、今回は「100円のコーラを1000円で売る方法」を紹介しました

いかがでしたか

このブログでは、3つピックアップして紹介しましたが、そのほかにもマーケティングにおける基礎的な説明がたくさんありました

しかし、物語形式で書いてくれていてとても分かりやすいです

読んでみると宮前のキャラクターに惹かれること間違いなしです!

気になった人はぜひ買って読んでみてください

少しハードルが高いという方は古本や中古で購入してみるのもありですね

実は私はそれで購入しました(笑)

この本の続編もありますのでいつか読みたいですね!

終わり

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